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喫茶スイス 1972-2022
¥3,520
唯一無二の味と空間、そして驚異の価格もあいまって多くの人に愛され、2022年に惜しまれながら閉店した彦根の名店「喫茶スイス」の本が発行されました。今は建物もなくなりもはや幻となった「スイス」の面影を惜しむような一冊です。 気鋭の写真家・金川晋吾さんによる建物解体前の写真、50年間「スイス」を営んだマスターご夫妻へのインタビュー、それぞれの距離感で語られるいくつかのエッセイ、建物の図面、画家・マメイケダ氏による傑作ハンバーグ画。 各テーブルにあったメニュー表がそのまま乗っているページなど、「スイス」を懐かしむものには悶絶のページ多数で、特にマスターご夫妻へのインタビューではおいしさや低価格の秘密、店頭ではあまりもの語らぬ印象だったおふたりの人柄が感じられ、あらためていい店だったなあと実感させてくれます。 スイスを知るひとにはもちろん、知らないひと、古い店を愛するひと、よい店とは何か考え続けるひと、たくさんのひとに届いてほしい本。 発行元の「あしがる出版」さんはこの本のために立ち上げされました。 つくり手の「スイス」への思いあふれる、上製本の美しい本です。 - - - 01.はじめに 「私のスイス」川井 操 02.写真 金川 晋吾 0.3インタビュー 伊藤共栄,好子 聞き手:川井 操 04.エッセイ そこの味 細馬 宏通(人間行動学者/早稲田大学 教授) スイスの思い出 辻 琢磨(建築家) そこにしかない『何か』をまとった、匂い立つような空間 松山 孝法(渋家18 代代表) わたしたちが「スイス」を特別な店だと思っていなかった頃 御子柴 泰子(半月舎店主) - - - 編著:川井 操 / 写真:金川晋吾 / デザイン:美和 絵里奈 / 発行:あしがる出版 / 発売:2024年7月 / サイズ:B5判 / 仕様:上製本 / 108ページ(カラー84ページ,白黒24ページ)
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京都・六曜社三代記 喫茶の一族
¥1,760
京都の老舗喫茶店「六曜社」の創業から現在までを、創業者・奥野實の妻である八重子、三男でシンガソングライターとしても知られる修、修の息子・薫平の三代へのインタビューを中心に綴った三代記。戦後のコーヒー・喫茶店文化の最先端をにない、現在に至るまで名店として支持される店のあり方とその歴史が、当時の時代背景からサービスの方針、経営の内実、家族間の葛藤にいたるまで、かなりあけすけに書かれています。 興味深いのは奥野家の絶対的存在だったという創業者の實氏で、寡黙で凝り性、しかし時代や流行にも対応する機敏さ、経済的感覚のよさもある不思議な人物。このひとを中心に一家総出で店を切り盛りし、やがて成長した息子たちがそれぞれ店に立つようになり、さらに孫の代へと繋がっていく店の物語。まさにたゆたえども沈まず…。 六曜社のような店が戦後に立ち上がり、良い波も悪い波も超えて変わらぬ佇まいで店を続けられているという奇跡のような事実に学ぶことはとても多いと思いました。 〈新刊本〉 発行:京阪神エルマガジン社 / 四六判変型・210ページ / 発売:2020.8.31 / ソフトカバー
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マルーチャ/みーこ「ぱんとカマキリ 人生はきれいです」
¥700
日本で罪を犯した外国人の人権を擁護する活動を通して「みーこ」が出会ったイラン人「マルーチャ」。 イランイラク戦争を経て仕事を求めてやってきた日本での、不法滞在者としての過酷な暮らし、その果ての犯罪で捕まったあとも警察や拘置所で不当な扱いを受け、人として生きる道を閉ざされてきたマルーチャが、やがて心を開き、部屋に迷い込んだカマキリをいつくしみ、みーこにパンの作り方を教えるようになる。アクリル板越しにマルーチャと面会を繰り返したみーこの文章と、みーこに送られたマルーチャの手紙で綴られるふたりの交流の記録ですが、そのなかには、戦争の悲惨さ、ひとりの人として尊重されない苦しみ、それらはわたしたちにとっても遠くにあるものではないこと、そしてそのようななかでも「頭を使えば人生は楽しくなる」と生きようとするたくましさ、あらゆるものが詰まっています。そしてそれは、マルーチャが全世界に向けてではなく、ただひとり親しくなった日本人みーこに向けて伝えた言葉だからこそ胸を打つのだと思います。 イランイラク戦争や入管法などについて何も知らないと実感することはもちろんですが、わたしたちはつねに何かに対して無知で生きていると自覚させられます。そして、「しょせんこんな世の中だ」と諦めて停滞してはいなかったかと、目が覚まされるような一冊。 〈新刊本〉 発行:ぱんだ企画 / A5版 / 発売:2023年 / ソフトカバー
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復刻版 星と祭
¥2,530
「星と祭」は、びわ湖の水難事故で娘を亡くした父親が、湖北で地のひとたちが守ってきた十一面観音をめぐりながら、長い年月をかけて娘の死を受け入れていく物語。仏さまの描写、夜のびわ湖に船を浮かべて弔いを終える場面などほんとうに美しく、胸うたれます。 長らく絶版状態で入手が難しかった作品ですが、近江の観音文化を広く知らしめた名作を地元の手で復刊しましょうということで、作品の舞台としても登場する木之本(滋賀県長浜市)の出版社・能美舎さんから2019年刊行された入魂の一冊であります。ぜひ。 〈新刊本〉 著者:井上靖 / 発行:能美舎 / 188mm×130×40mm / 636ページ / 発売:2019.12.13 第2版(2019.10.20 初版)/ ハードカバー
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苦労の節約
¥880
\ 半月舎員おすすめ!/ 「どこまでも楽に生きたい人に贈りたい。」 「節約の苦労」についての本ではありません、「苦労の節約」についての本です。 お金、病気、仕事、人間関係、死、という5つの「苦労のもと」について、やさしくときにユーモラスに、ときにスピリチュアルな視点もまじえて語り、1990年の初版発行以来、30年間読み継がれてきた「暮らしのバイブル」。 〈新刊本〉 著者:森本武 / 発行:NPO K's Point / A6版(105×148mm) / 208ページ / 発売:2017.12.8 第2版(1990/4/23 初版)/ ソフトカバー
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私の考える骨董
¥1,320
SOLD OUT
\ 舎員おすすめ! / 食べ物画で活躍されているマメイケダさんが、京都で骨董屋をされているTokimeki Antiquesさんの品ものを描いた個展が京都の書店・誠光社さんで開かれました。 本書はその展示が書籍化されたもの。 骨董なのかガラクタなのか、でもなんだか気になる…そんな品ものを手にした時のように、矯めつ眇めつ読むような、なんだか愛しい、とっても楽しい一冊です。 絵の横に書かれているのはマメさんが品ものを見て感じたこと。 後半にTokimeki antiques 岩橋さんの解説があります。 しかしどちらも「私の考える骨董」ということで、真実はよくわかりませんよね。でも、それがいわれのわからない古いものの楽しみなのかもしれず、巻末の「本当のことなどささいなものだ」という堀部さんの言葉が見事なサゲ。 ◎マメイケダ 画家・イラストレーター 1992年島根生まれ・大阪在住。 高卒後、惣菜・仕出しの会社を経て2013年秋ごろより独学で絵を描き始める。 食べたご飯の絵をよく描いている。 書籍の装画などのイラストレーションや展覧会での発表などを中心に活動。 作品集に「味がある。」(誠光社)、「ふうけい」「ふうけい2」(iTohen press) 著書に絵本「おなかがへった」(WAVE出版) 「ソフト帽で酒場へ〜スクリーンの中の奇妙な食景〜」(私版) 主な受賞にHBファイルコンペVol.26岡田高行特別、Vol.27仲條正義賞 好きな食べ物は卵。 ◎岩橋直哉 Tokimeki antiques 骨董屋 1967年大阪生まれ、京都在住。 蚤の市にて古今東西美醜巧拙正邪聖俗清濁真贋を超えて 「なんじゃこりゃー!」と驚愕を与えてくれるモノたちとの出会いに打ち震えるうち骨董屋となる。 これまでの展示に「神と人」(ギャラリーブリキ星)、「Beyond Live & Evil」(森岡書店)、「第三帝国のグラフィズム〜ヌード・人類・電撃戦」(誠光社)など。 〈半月舎からのおまけ〉 マメイケダ個展「彦根の飲食店 かたよった彦根案内」(2018年 / The Good Luck Store・半月舎にて)のオリジナルグッズを1点お付けします。 著者:マメイケダ&Tokimeki antiques / 編集:堀部篤史 / デザイン:仲村健太郎 / A6変型 / 64ページ / 発売:2020年5月1日初版 / ソフトカバー
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マメイケダ絵本「えきべんとふうけい」
¥1,540
おしょうゆさしのおさかなくんが、駅弁を買って電車に乗り込んでゆくひとにつられて、電車に乗った。ガタンゴトンガタンゴトンと電車にゆられ、風景を眺めていると、「ガサゴソ…パッチン!」。気になってそちらの方へ行ってみるとおいしそうな駅弁が!そしてまた風景、そしてまた「ガサゴソ…パッチン!」と駅弁。そうしてすすむ電車にゆられ、おさかなくんの旅はどこへ向かうのか… マメイケダさんの描く気持ちのいい風景と、たまらなくおいしそうなお弁当たち。電車の楽しみ満喫の絵本です。 マメイケダ氏サイン入り。 〈半月舎からのおまけ〉 マメイケダ個展「彦根の飲食店 かたよった彦根案内」(2018年 / The Good Luck Store・半月舎にて)のオリジナルグッズを1点お付けします。 ◎マメイケダ 主に画業。1992年島根県出雲生まれ大阪在住。2013年秋頃から絵を描き始める。ほどなくして、ダイナミックな筆致で描かれる食べ物と、濃密でありながらも開放感のある風景画で大きな注目を集めるようになる。作品集に『味がある。』(誠光社)『ふうけい』『ふうけい2』(共にiTohen press)がある。「幼稚園」(小学館 2019年4月号)で「おべんとうなにいれよう?」というあそび絵本を描く。2016年HBファイルコンペ仲條正義賞を受賞。書籍の装画などのイラストレーションや展覧会での発表などを中心に活動。装画を手がけた主な作品に『味なメニュー』(著・平松洋子 新潮社)『ウマし』(著・伊藤比呂美 中央公論新社)などがある。好きな食べ物は卵。 〈新刊本〉 著者:マメイケダ / 発行:あかね書房 / 217×261×10mm / 発売:2021.10.14 / ハードカバー / オールカラー
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マメイケダ絵本「おなかがへった」
¥1,870
小学生の〈ぼく〉の、「おなかがへった」と「いただきます」。 いつもの眠たい朝ごはん、ハイキングとお弁当、学校の楽しみ給食、海の家のとうもろこし、おかあさんのお誕生日におとうさんとおねえちゃんがつくるすき焼きとケーキと… 食べ物を描いたらどれも絶品!の新鋭・マメイケダさんの初めての絵本。食べ物の絵だけでなく、そぼくにしてリアルな感触のある人物画、ダイナミックな風景画も堪能しつつ、見てるとやっぱり「おなかがへった!」と言いたくなる一冊。 〈半月舎からのおまけ〉 マメイケダ個展「彦根の飲食店 かたよった彦根案内」(2018年 / The Good Luck Store・半月舎にて)のオリジナルグッズを1点お付けします。 ◎マメイケダ 主に画業。1992年島根県出雲生まれ大阪在住。2013年秋頃から絵を描き始める。ほどなくして、ダイナミックな筆致で描かれる食べ物と、濃密でありながらも開放感のある風景画で大きな注目を集めるようになる。作品集に『味がある。』(誠光社)『ふうけい』『ふうけい2』(共にiTohen press)がある。「幼稚園」(小学館 2019年4月号)で「おべんとうなにいれよう?」というあそび絵本を描く。2016年HBファイルコンペ仲條正義賞を受賞。書籍の装画などのイラストレーションや展覧会での発表などを中心に活動。装画を手がけた主な作品に『味なメニュー』(著・平松洋子 新潮社)『ウマし』(著・伊藤比呂美 中央公論新社)などがある。好きな食べ物は卵。 〈新刊本〉 著者:マメイケダ / 発行:WAVE出版 / 305×218×12mm / 発売:2019.6.15 初版 / ハードカバー / オールカラー
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山田美津子 絵本「ちいさいひなた」
¥1,540
縁側にできた小さな"ひなた"。 猫の背中にのっかったり、手のひらにつかまえようとしたり、つかまらなかったり、どこかにいったり、また見つかったり… 子どもと"ひなた"の満ちたりた時間を届けてくれる一冊。 なにげない暮らしをみつめる視線が絶妙な山田美津子さんならではの絵本です。ぜひです。 《出版社の紹介文》 ちいさい ひなた つかまえた。 あれ? つかまらない。 ひなた ひなた どこいった――。 ゆらゆら きらきら。光の差し込み具合で、時間の流れとともに現れては消える、小さな「ひなた」。さんかくになったり、猫の背中に乗っかったり……。ひなたの移ろいを子どもらしい視点でとらえた愛らしい絵本です。 ◎山田 美津子(やまだ みつこ) 滋賀県生まれ・滋賀県在住。イラストレーター・絵本作家。 絵本に『かぜ かぜ かぜ』(こぐま社)、『カーたろうとこけしっぺ』『ぼくんちのおふろ』『やまだめいたちのえにっき』(理論社)、育児エッセイまんがに『お母さん、だいじょうぶ?』(大和書房)、『かいじゅうのさんぽ』(URESICA)などがある。 その他、長年描き続けている「みつこ絵日記」をまとめた『よりぬきみつこ絵日記①、②』(URESICA)も。 Twitter:@yamadamitsuko Instagram:@yamada_mitsuko 〈新刊本〉 著者:山田美津子 / 発行:佼成出版社 / A4変・32ページ / 発売:2022.10.15 / ハードカバー / オールカラー ※みつこさん直筆サイン入り
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青春を売った男達ー小椋佳と井上陽水の七〇年代ー
¥1,100
「青春とはなんだ!?」 日本アナログ・レコード史上売上ナンバーワンの井上陽水「氷の世界」と、同じスタッフによる史上4位の小椋佳「彷徨」を軸に、70年代のビッグセールスの裏に潜む群像劇をレコードから紐解く。 現在市場に中古レコードがあふれかえる小椋佳とは何者なのか? そして昭和における青春とは? 小椋佳、井上陽水、多賀英典、三人の男のレコ語り! (本書カバーより) 高円寺の(「円盤」改め)黒猫の店主・田口史人さんによる「円盤のレコブックseries」最新号(2020年5月現在)。 レコードがたくさん売れたということは、レコードを聴いた人がたくさんいたということ。 小椋佳・井上陽水と彼らを世に送り出したプロデューサー・多賀英典の仕事を中心に、当時どんなひとたちがレコードを聴いていたのか?を浮き彫りにし、もしかしたら現在は死語とも言えてしまいそうな「青春」という概念にまつわる、70年代独特の感情とその背景までもを紐解いていきます。 〈新刊本〉 著者:田口史人 / 発行:円盤 / A5判 / 63ページ / ソフトカバー
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二〇一二
¥2,530
\ 半月舎員おすすめ!/ 高円寺 円盤の店主・田口史人さんによる2012年前後の独白的一冊。 音楽をめぐる状況が激変した2000年代、そして起きた2011年震災後に円盤のウェブサイトで綴られた(そして消された)ブログ、2012年1年間に毎日綴り、ほとんど誰にも気付かれず発行されていたという日記など。 「この本を読んで、言いたいことのある人もたくさんいるでしょう。お互いを絶賛しあわないと「ディスった」とか言われるような世の中ですから、この程度の批判でも今ではタブーに近い感覚になってきていますし、それが決別に直結することもありそうです。しかし、賛辞を送りあわなければならない関係の脆さといったらないと思います。そもそも僕もあなたも下衆でしょうもないくだらない生き物である「人間」ですから、そのような賛辞に値する結果や行動など維持できるわけはないのです。それを維持しようと、お互いに裸の王様になりあっている状況の滑稽さと危険さから少しでも多くの人が逃れて、やっとこさのそこそこの人間であろうとしてくれることを希望しています。なんといってもそうでなければ、まさにそのくだらない僕自身がこの社会で生きていけないのですから。そうでなければ困るのです。」 本文ページはつるつるのコート紙の束で、質量的にもずっしり重い一冊。 〈新刊本〉 著者:田口史人 / 発行:円盤/リクロ舎 / 188×130mm / 346ページ / 発売:2016.2 初版 / ソフトカバー
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きこうとうほく 山形編
¥800
\ 半月舎謹製 / この本、「きこうとうほく」は、実際に訪れた山形の「紀行」文を中心に、「寄稿」してもらったり、「聞こう」としてみたり、「気候」のちがいを調べたり、直感と五感をつかって集めた東北のありようを記しています。(「はじめに」より) 2011年、震災の年にオープンした半月舎。 被災した地に対して「『何かしなくては』と気負うよりも、まずは知ることからはじめてはどうでしょうか」という東北出身の舎主の案内で、ゆかいな仲間とともに東北へ向かいました。今回は、舎主の出身地である山形県です。 これは、わたしたちの見た東北。 〈新刊本〉 編集:きこうとうほく編集部 / 発行:半月出版舎 / B6版(128×182mm) / 48ページ / 発売:2013.4.28 初版 / ソフトカバー
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ソフト帽で酒場へ
¥1,210
SOLD OUT
京都の書店・誠光社の堀部篤史さん企画・編集、マメイケダさんのイラストで、映画から食にまつわるシーンと台詞を抜き出した一冊。 クレパスによる迫力ある食の絵が知られるマメイケダさんの、鉛筆画による描きこみが見応えあり。 あとがきは堀部篤史さん。 著者:マメイケダ / 編:堀部篤史 / デザイン:仲村健太郎 / A6変型 / 54ページ / 発売:2018年初版 / ソフトカバー
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校長先生のはなし
¥1,870
かつて、学校の卒業記念レコードというものがあったのだそうです。 昭和の終わりに生まれた舎員にとってはそんなものがあったのか、ということだけでも驚きですが、昭和30年代後半以降、こうしたレコードは本当にたくさん発行されたそうです。 レコードにおさめられているのは、校歌、学園祭などの記録、そして、校長先生による卒業生へのはなむけの言葉。 本書は、昭和30年代から60年代までの校長先生のお話を年代順に並べたもの。 そこには、子どもたちを社会へ送りだす先生たちが伝えようとした「生きる心構え」と「気力」、そして「昭和のなんでもない暮らし」とその変化が浮かび上がります。 一話ずつ大切に読みたい一冊。 〈新刊本〉 発行:リクロ舎 / 122×186mm / 150ページ / 発売:2018.3 初版 / ソフトカバー / 函入り
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ミツザワ通信 増刊号
¥3,300
高円寺のCDレコード&moreのショップ「円盤」あらため「黒猫」の店主・田口さんが季節ごとにつくっていた雑誌のような福袋のようなものとしておなじみだった「ミツザワ通信」。 つねに「円盤」とその界隈の最新の感触が詰め込まれてわちゃわちゃ楽しい「ミツザワ通信」が、このコロナ騒動のなか大爆発! 膨大な参加者によるCD、文章、ポスター、俳句、漫画、新聞、シールなどなど詰めに詰め込んだ読み応え聞き応え見応えありすぎの一袋。 最後の「我々は前に進む / 高円寺円盤は二〇二〇年五月より / 店名を「黒猫」と改めます」の声明文がこの時代にかっこよすぎる。政治鬱に陥ってる場合じゃない!となんか訳がわからない元気が出てきました。 今まさに入手すべき!ぜひ。 〈参加者〉 碧衣スイミング(音)、粟生こずえ(文)、Aki Tsuyuko(音)、ASUNA(音)、アニュウリズム(漫画)、飯田華子(漫画)、犬風(音)、入船亭扇里(落語CD)、黄倉未来(音)、大城真(マスタリング)、大谷氏(音)、大橋裕之(漫画)、小川さくら(音)、小田晶房(文・印刷)、鹿子裕文(文)、北村早樹子(文)、喫茶アオツキ(文)、倉地久美夫(音・詩)、ケバブジョンソン(音)、ささやん(漫画)、佐藤幸雄(音・文)、島田潤一郎〈夏葉社〉(文)、jackmasterfurusato(音)、鈴木啓之(文)、zou(音)、台湾料理ごとう(文)、駄菓子屋よしぎの(絵・文)、タガヤス堂(文)、田口史人(企画・文)、タナカ(漫画)、珍庫唱片(文)、テニスコーツ(音)、はねぽん&ホジグリマン(音)、ハロー(企画内企画)、深浦亜希(表紙画)、福田教雄〈sweet dreams press〉(文)、ボギー(文)、穂高亜希子(写真)、mmm(音)、見汐麻衣(文)、ミズタニ〈MOLE FACTORY〉(文)、溝口徹〈横川シネマ〉(文)、三村京子(絵)、村岡充(音・デザイン)、村上巨樹(文)、持田明美(文)、安田謙一(文)、山ちゃん(音)、湯浅学(俳句)、ヨシノモモコ(文)
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てんまると家族絵日記①
¥1,100
SOLD OUT
絵描き・イシグロアヤコ(石黒亜矢子)さんの、飼い猫てんまると家族のにぎやかな日常を綴ったマンガ、第1巻。 冒頭から、お腹を抱えて笑えます。 本書はtwitterで不定期掲載した絵日記をよりぬき編集したものです。 「犬や猫を新しく家族に迎えたいと思ったとき、お金で買うというのではなく、飼い主のいない動物をもらい受ける、ということが当たり前の世の中になってほしい」という考えに賛同し、売上の一部(200円*)を動物保護活動のための寄付金とさせていただきます。寄付先など詳細はWEBサイトにて随時ご報告いたします。 下記WEBサイトにて寄付先などの詳細をご報告いたします。 www.bikke.jp/pet-ikumae 〈新刊本〉 著者:イシグロアヤコ(石黒亜矢子) / 発行:URESICA / A5版(148×105mm) / 発売:2016.8.18 第3版(2014.9.25初版) / ソフトカバー / 本文モノクロ / 表紙本文ともに再生紙を使用
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てんまると家族絵日記②
¥1,100
SOLD OUT
絵描き・イシグロアヤコ(石黒亜矢子)さんの、飼い猫てんまると家族のにぎやかな日常を綴ったマンガ、第2巻。 後輩猫・とんいちが登場!にぎやかな日常がもっとにぎやかに。 本書はtwitterで不定期掲載した絵日記をよりぬき編集したものです。 「犬や猫を新しく家族に迎えたいと思ったとき、お金で買うというのではなく、飼い主のいない動物をもらい受ける、ということが当たり前の世の中になってほしい」という考えに賛同し、売上の一部(200円*)を動物保護活動のための寄付金とさせていただきます。寄付先など詳細はWEBサイトにて随時ご報告いたします。 下記WEBサイトにて寄付先などの詳細をご報告いたします。 www.bikke.jp/pet-ikumae 〈新刊本〉 著者:イシグロアヤコ(石黒亜矢子) / 発行:URESICA / A5版(148×105mm) / 発売:2016.8.18 第2版(2015.2.22初版) / ソフトカバー / 本文モノクロ / 表紙本文ともに再生紙を使用
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てんまると家族絵日記③
¥1,100
絵描き・イシグロアヤコ(石黒亜矢子)さんの、飼い猫てんまると家族のにぎやかな日常を綴ったマンガ、第3巻。 電車や人前で気安く読まないようにご注意ください!(絶対に笑ってしまうので) 本書はtwitterで不定期掲載した絵日記をよりぬき編集したものです。 「犬や猫を新しく家族に迎えたいと思ったとき、お金で買うというのではなく、飼い主のいない動物をもらい受ける、ということが当たり前の世の中になってほしい」という考えに賛同し、売上の一部(200円*)を動物保護活動のための寄付金とさせていただきます。寄付先など詳細はWEBサイトにて随時ご報告いたします。 下記WEBサイトにて寄付先などの詳細をご報告いたします。 www.bikke.jp/pet-ikumae 〈新刊本〉 著者:イシグロアヤコ(石黒亜矢子) / 発行:URESICA / A5版(148×105mm) / 発売:2015.9.10 初版 / ソフトカバー / 本文モノクロ / 表紙本文ともに再生紙を使用
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てんまると家族絵日記④
¥1,100
SOLD OUT
絵描き・イシグロアヤコ(石黒亜矢子)さんの、飼い猫てんまると家族のにぎやかな日常を綴ったマンガ、第4巻。 本書はtwitterで不定期掲載した絵日記をよりぬき編集したものです。 「犬や猫を新しく家族に迎えたいと思ったとき、お金で買うというのではなく、飼い主のいない動物をもらい受ける、ということが当たり前の世の中になってほしい」という考えに賛同し、売上の一部(200円*)を動物保護活動のための寄付金とさせていただきます。寄付先など詳細はWEBサイトにて随時ご報告いたします。 下記WEBサイトにて寄付先などの詳細をご報告いたします。 www.bikke.jp/pet-ikumae 〈新刊本〉 著者:イシグロアヤコ(石黒亜矢子) / 発行:URESICA / A5版(148×105mm) / 発売:2016.8.18 初版 / ソフトカバー / 本文モノクロ / 表紙本文ともに再生紙を使用
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てんまると家族絵日記⑤
¥1,100
絵描き・イシグロアヤコ(石黒亜矢子)さんの、飼い猫てんまると家族のにぎやかな日常を綴ったマンガ、第5巻。 本書はtwitterで不定期掲載した絵日記をよりぬき編集したものです。 「犬や猫を新しく家族に迎えたいと思ったとき、お金で買うというのではなく、飼い主のいない動物をもらい受ける、ということが当たり前の世の中になってほしい」という考えに賛同し、売上の一部(200円*)を動物保護活動のための寄付金とさせていただきます。寄付先など詳細はWEBサイトにて随時ご報告いたします。 下記WEBサイトにて寄付先などの詳細をご報告いたします。 www.bikke.jp/pet-ikumae 〈新刊本〉 著者:イシグロアヤコ(石黒亜矢子) / 発行:URESICA / A5版(148×105mm) / 発売:2018.12.8初版 / ソフトカバー / 本文モノクロ / 表紙本文ともに再生紙を使用
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うた本 みんなみてる INDIE FOLK SONGS
¥1,100
SOLD OUT
\ 再入荷! / テニスコーツの植野隆司さんによる、日本のインディーフォークソングブック。 ゑでぃまぁこん、池間由布子、GOFISH、ふちがみとふなと、かえる目、ゆうき、柴田聡子、マヒトゥ・ザ・ピーポー、yumbo、HOSE、そしてもちろんテニスコーツの名曲がずらり。歌詞とコード譜が掲載されています。 それぞれの曲に添えられた植野さんのイラストを眺め、ワンポイントアドバイスや豆知識を読んでいるだけでも楽しい。 hand saw pressによるリソグラフ印刷がまたよい感じなのです。今回の表紙はピンク! 〈新刊本〉 絵・選曲・編纂:植野隆司 / 制作:hand saw press、小田晶房 / 制作:ツカノマ制作室 渡部勇介 / A4版(210×297mm) / 32ページ / 発売:2018年4月 初版 / 中綴じ / リソグラフ印刷
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#tbk_yuko
¥3,080
双極性気分障害(躁うつ)のアーティスト・Yuko Nexus6さんの乳がん闘病記(tbk)。 いままでにないかたちのニュー(乳)がんフォト&エッセイ!! 滋賀県彦根市に暮らしたアーティスト・YukoNexus6さんの乳がん闘病の記録。 本書の大半を占めるのは、YukoさんがTwitterで「#tbk_yuko」というタグを付けて綴っていた「つぶやき」、そしてYukoさんのiPhoneで撮影された写真の数々です。Yukoさんの手のひらのなかで記録されてきた、瞬間瞬間の膨大な蓄積。そこから浮かび上がるのは、「乳がん」「躁うつ」という病をかかえながら送るYukoさんの、正直で、すこし風変わりな視点の日常。 がんは日本人のふたりにひとりが罹るとされている一般的な病気ですが、身近なひとや自分自身が罹るまでは、その事実を直視する機会は多くないのではないでしょうか。 Yukoさんが乗り越えた闘病の日々、そしてふつうだったら目にすることを憚ってしまうだろう「乳がんボディ」、どちらも楽しく直視させてもらえる、そんな一冊です。 ◎YukoNexus6(ゆうこ・ねくさす6) 遠足家、テレビ廃人、サウンドパフォーマー。 DJ、クロッキーモデルなど承ります。 1964年大阪生まれ。90年代よりフリーライターとして活動。95年に西海岸のチラシ文化を紹介した「FLYERS California」(ぶなのもり)、macで音楽するためのレシピ本「Cyber Kitchen Music」(翔泳社)を刊行。同時に、パフォーマンスや音楽活動も始め、現在に至る。フィールドレコーディングや人々の声、言語、朗読などを愛する。 受賞歴:ソロCD「Journal de Tokyo」(sonore.com)にて 2003年度アルス・エレクトロニカ、デジタルミュー ジック部門 Honorary Mention 2013年11月に乳がん告知を受け、抗がん剤治療後2014年4月に左乳房全摘手術。2019年4月までホルモン治療中。2019年2月、自らの乳がん体験や精神疾患を綴ったビジュアルブック「#tbk_yuko」をぶなのもり(bunanomori.jp)より刊行。 〈新刊本〉 著者:Yuko Nexus6 / 発行:ぶなのもり / A4(210×297mm) / 240ページ / 発売:2019.2.5 初版 / ソフトカバー / モノクロ/カラー
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おなみだぽいぽい
¥1,650
「なげました!」 ネズミの女の子「わたし」が、泣いて泣いて、涙のしみこんだハンカチやパンの耳を「なげました!」と投げると、天井の穴からトリがキャッチしてくれて… という、ほんとうにささやかな、「わたし」だけのひっそりしたお話。こんなことが絵本になるんだなあ、でも、こんなお話が読みたかった。 少し抽象的な絵と、詩のような言葉はこびは、多くの名作絵本がそうであるように、おとなも惹きつけるものです。 子どものためだけでなく、おとなになった自分のためにも。 読者対象:0歳~100歳超 〈半月舎からのおまけ〉 「おなみだぽいぽい 絵本原画展〜ねずみなげたみずのおと篇〜」(2018年 / mitts fine book store・& Anne・半月舎にて)のオリジナルスーベニールを1点お付けします。 ◎ごとうみづき 1981年、三重県生まれ。名古屋デザイナー学院卒業後、子どもの本専門店メリーゴーランドに勤務。その後、イラストレーターを目指し上京する。書籍装画や新聞挿絵などの仕事を行うかたわら、絵本制作に取り組む。本作が、初めての自作絵本になる。 〈新刊本〉 著者:ごとうみづき / 発行:ミシマ社 / 273×213×8mm / 発売:2017.6.20 初版 / ハードカバー / オールカラー
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日常を深く生きる
¥800
SOLD OUT
【日常の真相を理解する本】 ごく身近にあって繰り返される事象については、その本質は見出しにくい。 「日常」とは、その意味において難解なものです。 「聞く」、「従う」、「暴力」、「恐怖」など14語のテーマをとおして、クリシュナムルティの深い洞察から出たことばをかみしめながら、われわれ自身の日々に埋もれた真相を見出しましょう。 (K's pointホームページより) 〈新刊本〉 著者:森本武 / 発行:NPO K's Point / A6版(105×148mm) / 130ページ / 発売:2015.7.1第2刷(2015.4.1初版) / ソフトカバー