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行脚飴 アソート
¥660
〈歩いて、歩いたら行脚飴〉 2022年春に弊舎で開催したマメイケダさんの個展「彦根行脚」に合わせ、飴をつくりました。 「歩いて、歩いたら行脚飴」というわけで、歩きまわっての途中でぽいと口に入れるとじんわりおいしい。旅のポケットに入っていると心づよい。そんな行脚飴です。 味は黄金糖のようにシンプルな「プレーン」、梅肉がおいしい「梅」、シュワシュワした食感が楽しい「泡」の3つ。アソートでは3つの味が2つずつ入っています。 唐草模様の包み紙が入っていたら"アタリ"です!6枚集めて半月舎にご持参いただくとなにかがもらえる…かもしれません。 飴の製造は彦根のお隣・多賀町にある人気の洋菓子屋「violet(ビヲレ)」さん。デザインは、村上製本の村上亜沙美さん。ラベル・包み紙ともイラストはもちろんマメイケダさん。 とてもおいしくかわいい、自信をもっておすすめできる飴となりました。どうぞよろしくお願いします。 〈行脚飴 アソート〉 イラスト:マメイケダ / 製造:violet / デザイン:村上亜沙美 / 販売:半月舎 / 内容量:6個 原材料:プレーン…砂糖(国内製造)/ 梅…砂糖(国内製造)、梅、漬け原材料(ブドウ糖果糖液糖、食塩)、酸味料、ソルビトール、調味料(アミノ酸)、甘味料(甘草) / 泡…グラニュー糖、水あめ、重曹、クエン酸、香料
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喫茶スイス 1972-2022
¥3,520
唯一無二の味と空間、そして驚異の価格もあいまって多くの人に愛され、2022年に惜しまれながら閉店した彦根の名店「喫茶スイス」の本が発行されました。今は建物もなくなりもはや幻となった「スイス」の面影を惜しむような一冊です。 気鋭の写真家・金川晋吾さんによる建物解体前の写真、50年間「スイス」を営んだマスターご夫妻へのインタビュー、それぞれの距離感で語られるいくつかのエッセイ、建物の図面、画家・マメイケダ氏による傑作ハンバーグ画。 各テーブルにあったメニュー表がそのまま乗っているページなど、「スイス」を懐かしむものには悶絶のページ多数で、特にマスターご夫妻へのインタビューではおいしさや低価格の秘密、店頭ではあまりもの語らぬ印象だったおふたりの人柄が感じられ、あらためていい店だったなあと実感させてくれます。 スイスを知るひとにはもちろん、知らないひと、古い店を愛するひと、よい店とは何か考え続けるひと、たくさんのひとに届いてほしい本。 発行元の「あしがる出版」さんはこの本のために立ち上げされました。 つくり手の「スイス」への思いあふれる、上製本の美しい本です。 - - - 01.はじめに 「私のスイス」川井 操 02.写真 金川 晋吾 0.3インタビュー 伊藤共栄,好子 聞き手:川井 操 04.エッセイ そこの味 細馬 宏通(人間行動学者/早稲田大学 教授) スイスの思い出 辻 琢磨(建築家) そこにしかない『何か』をまとった、匂い立つような空間 松山 孝法(渋家18 代代表) わたしたちが「スイス」を特別な店だと思っていなかった頃 御子柴 泰子(半月舎店主) - - - 編著:川井 操 / 写真:金川晋吾 / デザイン:美和 絵里奈 / 発行:あしがる出版 / 発売:2024年7月 / サイズ:B5判 / 仕様:上製本 / 108ページ(カラー84ページ,白黒24ページ)
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京都・六曜社三代記 喫茶の一族
¥1,760
京都の老舗喫茶店「六曜社」の創業から現在までを、創業者・奥野實の妻である八重子、三男でシンガソングライターとしても知られる修、修の息子・薫平の三代へのインタビューを中心に綴った三代記。戦後のコーヒー・喫茶店文化の最先端をにない、現在に至るまで名店として支持される店のあり方とその歴史が、当時の時代背景からサービスの方針、経営の内実、家族間の葛藤にいたるまで、かなりあけすけに書かれています。 興味深いのは奥野家の絶対的存在だったという創業者の實氏で、寡黙で凝り性、しかし時代や流行にも対応する機敏さ、経済的感覚のよさもある不思議な人物。このひとを中心に一家総出で店を切り盛りし、やがて成長した息子たちがそれぞれ店に立つようになり、さらに孫の代へと繋がっていく店の物語。まさにたゆたえども沈まず…。 六曜社のような店が戦後に立ち上がり、良い波も悪い波も超えて変わらぬ佇まいで店を続けられているという奇跡のような事実に学ぶことはとても多いと思いました。 〈新刊本〉 発行:京阪神エルマガジン社 / 四六判変型・210ページ / 発売:2020.8.31 / ソフトカバー
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マルーチャ/みーこ「ぱんとカマキリ 人生はきれいです」
¥700
日本で罪を犯した外国人の人権を擁護する活動を通して「みーこ」が出会ったイラン人「マルーチャ」。 イランイラク戦争を経て仕事を求めてやってきた日本での、不法滞在者としての過酷な暮らし、その果ての犯罪で捕まったあとも警察や拘置所で不当な扱いを受け、人として生きる道を閉ざされてきたマルーチャが、やがて心を開き、部屋に迷い込んだカマキリをいつくしみ、みーこにパンの作り方を教えるようになる。アクリル板越しにマルーチャと面会を繰り返したみーこの文章と、みーこに送られたマルーチャの手紙で綴られるふたりの交流の記録ですが、そのなかには、戦争の悲惨さ、ひとりの人として尊重されない苦しみ、それらはわたしたちにとっても遠くにあるものではないこと、そしてそのようななかでも「頭を使えば人生は楽しくなる」と生きようとするたくましさ、あらゆるものが詰まっています。そしてそれは、マルーチャが全世界に向けてではなく、ただひとり親しくなった日本人みーこに向けて伝えた言葉だからこそ胸を打つのだと思います。 イランイラク戦争や入管法などについて何も知らないと実感することはもちろんですが、わたしたちはつねに何かに対して無知で生きていると自覚させられます。そして、「しょせんこんな世の中だ」と諦めて停滞してはいなかったかと、目が覚まされるような一冊。 〈新刊本〉 発行:ぱんだ企画 / A5版 / 発売:2023年 / ソフトカバー
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復刻版 星と祭
¥2,530
「星と祭」は、びわ湖の水難事故で娘を亡くした父親が、湖北で地のひとたちが守ってきた十一面観音をめぐりながら、長い年月をかけて娘の死を受け入れていく物語。仏さまの描写、夜のびわ湖に船を浮かべて弔いを終える場面などほんとうに美しく、胸うたれます。 長らく絶版状態で入手が難しかった作品ですが、近江の観音文化を広く知らしめた名作を地元の手で復刊しましょうということで、作品の舞台としても登場する木之本(滋賀県長浜市)の出版社・能美舎さんから2019年刊行された入魂の一冊であります。ぜひ。 〈新刊本〉 著者:井上靖 / 発行:能美舎 / 188mm×130×40mm / 636ページ / 発売:2019.12.13 第2版(2019.10.20 初版)/ ハードカバー
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「JOSEPH CORNELL」
¥7,000
20世紀アメリカを代表するアーティストのひとり、ジョゼフ・コーネルの作品集。死後の1980年にニューヨーク市立近代美術館で開かれた回顧展の際に発行された書籍が内容はそのまま1990年に再発売され、96年再版されたものです。 コーネルの代表作である、箱の中に立体コラージュした作品を中心に、カラー、モノクロの写真でたっぷり収録。繊細で静謐、物語のような美しい作品を堪能できます。キュレーターのKynaston McShineをはじめとする評論も充実しており、英語の読解が必要になりますが、コーネルを知るための基本図書となる一冊です。 〈古本〉 状態:良 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 「JOSEPH CORNELL」 Kynaston McShine The Modern Museum of Art,New York 1990年初版1996年再版/Prestel 本体布装、経年並、絶版、英語
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安西水丸「青インクの東京地図」
¥1,800
1942年東京赤坂生まれ、幼少期を千葉県千倉で育ち、中学校からふたたび東京で過ごした著者が、1986年の1年間「小説現代」に連載したものに3編追加した東京散策エッセイ。深川、赤坂、戸越銀座…友人や家族、同僚や学校の先生など、その時々の思い出とともにすり抜けるように歩き、その感触を綴った15編。軽妙で鋭く、鮮やかな色づかいが印象的な著者のイラストに通じる、鋭利で簡素なスケッチのような文章が魅力的です。 〈古本〉 状態:経年並、絶版 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 発行:講談社 / 1987年
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「分離派建築会100年 建築は芸術か?」
¥5,500
大正時代、西洋の建築を模した様式的で権威的な近代建築ではなく、新しい時代に見合った建築の形を模索した若者たちによる日本最初の近代建築運動「分離派建築会」。 8年間で解散した分離派の活動は、のちには各界で活躍した建築家たちの「若気の至り」の活動のように捉えられ、専門家の間でもあまり重要視されてこなかったようですが、建築において自然や美を追求したその活動は、現在世界からも高く評価される日本の現代建築のルーツと見られ注目されています。 本書は分離派結成から100年の2020年に開催された展覧会の図録です。チラシ、関連図書リストなども付属。 〈古本〉 状態:良 経年劣化ありますが、大きな傷みは見当たりません。帯付き。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 発行:朝日新聞社 / 2020年
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松永真、デザインの話。+11
¥700
バンダイ、カルビー、西友、カゴメなどの企業ロゴ。スコッティ、ブレンディ、宝カンチューハイなど、時を経ても現役の商品デザイン。ひとびとの記憶に残るシンプルで力強いデザインを数々手がけたグラフィック・デザイナー松永真の、主な仕事の発端から完成までの経緯について赤裸々に綴ったエッセイ。アナログからデジタルへと移行していくなかでも2000年代まで一線の仕事を続けたデザイナーの、静かで熱いメッセージ。著者自装。 〈古本〉 状態:良 帯付き、経年並。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 発行:ビー・エヌ・エヌ新社 / 130x25x189mm / 2004年
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マレーネ・ディートリッヒ「ディートリッヒのABC」
¥1,000
1920年代のドイツ映画全盛期を代表する女優であり、1930年代からはハリウッドでも活躍した銀幕のスター、マレーネ・ディートリッヒ。彼女が60歳を超えて書いた人生にまつわるABC。「友人、知人、そして…」「料理/食べもの」「都市/国/国民」「花/木/果物」などの分類ごとに、芳醇な人生経験を感じさせる短い言葉が綴られ、ときにこの人が美しい映画女優であったことを忘れさせるような、「ヨーロッパのおばさまのすてきな知恵袋」という風情がよいです。 本文レイアウトもすてきです。 〈古本〉 状態:良 経年並、大きな傷みありません。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 発行:フィルムアート社 / 132x20x194mm / 2005年新装改訂版第1刷
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司修「語る絵」
¥800
1936年生まれ、戦後、映画看板技師を出発点に独学で絵を学び、書籍の装丁などで活躍した画家・司修。小説家としても知られていますが、本書は美術についての文章を集めた一冊です。美術をテーマとしながらも、戦争への意識の強さが随所に感じられ、特に表題作「語る絵」は、戦中の画家はなぜ戦争画を描いたのか?を問いかける一編。 〈古本〉 状態:可 経年並、帯付き、背表紙やや褪色。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 著者:司修 / 発行:小沢書店 / 1989年
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R・M・スマリヤン「タオは笑っている」
¥1,200
老荘哲学に魅せられていた数学者・論理学者スマリヤンが、中国哲学に接するなかで感じたこと、ひらめいたことを綴る47章。巻末に松岡正剛との「楽天対談」収録。1981年刊行以来、現在でも新装改訂が発行されているロングセラー作品です。 〈古本〉 状態:可 カバーにシミヤケあり ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 発行:工作舎 / 138x22x217mm / 1996年新装版第5刷
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村山知義「構成派研究」 〈再刊本〉
¥4,000
古本屋をしていると児童書の挿絵でよく見かける村山知義ですが、それは劇作家、演出家、小説家、建築、舞台装置作家などにおける多彩な仕事のうちのひとつ。20代でベルリンに渡り、構成派(ロシア構成主義)の美術に魅了され帰国、前衛美術団体「MAVO」を結成し、活動します。その頃に構成派についてまとめた2冊「現在の芸術と未来の芸術」(1924年)、「構成派研究」(1926年)の再刊本セットです。 函(写真1枚目)付き。 〈古本〉 状態:可 本体背表紙にシミがあるほか、経年劣化ありますが、大きな傷みは見当たりません。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 著者:村山知義 / 発行:本の泉社 / 135x28x195mm(函サイズ) / 2002年
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日髙敏隆 「世界を、こんなふうに見てごらん」
¥300
動物行動学者の日髙敏隆さんが晩年「青春と読書」(集英社)に連載していた文章をまとめたもので、科学のこと、動物のこと、学会のことなど専門的な領域のことまで平易なことばで語っています。その中心にあるのは「よく見ること」。そうすることで、ことばでは答えない動物たちとも親しくなれる。そしてまた、ひとつのことを違った目で見ること。「何が科学的かということとは別に、まず、人間は論理が通れば正しいと考えるほどバカであるという、そのことを知っていることが大事だと思う」ということばなんか、インターネット上での論争を見ない日はないようなきょうび、ぐさっとくる気がしました。ほのぼのした心地よい文章のなかに、そのときどきに目が覚めるようなことばがひそんでいる、いつ読んでも発見のある本。日髙さんは単行本が出る直前に亡くなられたため最後の著作のひとつであり、これからを生きるひとへのメッセージのようにも受け取れる一冊です。 表紙の熊田千佳慕さんの絵もお気に入りだったのですが、最近装丁が変わりました。版をかさねて若者に読み継がれてほしいということなのだと思いますが、個人的にはやっぱりこちらが好きなのです。 〈古本〉 状態:良 目立った傷みありません ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 著者:日髙敏隆 / 発行:集英社 / 文庫本 / 2013年初版2021年第9刷
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「深沢七郎対談集 生き難い世に生きる」
¥700
1972年、58歳の深沢七郎が、赤塚不二夫(当時37歳)、岡本太郎(61)、若松孝二(36)、平岡正明(31)、三上寛(22)、つげ義春(35)、金子光晴(77)など、当時活躍していた各界の人物とざっくばらんに話す対談集。人選がおもしろいですが、対談相手によって熱気の差がはげしく、つげ義春の回はずっと「農業で生計を立てるとしたら…」というぼんやりした話をしていたり、金子光晴の回はしばらく屁の話をしていたりして、その呑気さになんだか笑ってしまいます。 〈古本〉 状態:良 背表紙ややヤケ、その他経年並 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 発行:実業之日本社 / 1973年初版
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「The Dirt モトリークルー自伝」
¥3,500
ドラッグ、暴力、セックス、事件、ゴシップ三昧の悪名高いヘヴィメタルバンド「モトリー・クルー」の、その名の通りとびきりダーティーな自伝。トミー・リー、ミック・マーズ、ヴィンス・ニール、ニッキー・シックスのメンバーが代わるがわる当時を振り返って語るスタイルで綴られるバンドとそれぞれの歴史。赤裸々で話し上手で、ほんとに胸糞悪くなるけど面白い、460ページにわたる重量級の一冊。 〈古本〉 状態:可 経年並、帯付き、絶版 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 2002年初版/シンコー・ミュージック
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関西ハードコア
¥2,500
1980年代のパンクムーブメントのなかでも特に異彩を放っていた関西のハードコアバンドたち、その当事者たちにインタビューし掘り下げた一冊。インタビュアーにはハードコアバンドのFORWARD/ DEATH SIDEのISHIYA氏とRAPESのSHINTANI氏、当時の貴重な写真も豊富に掲載しています。 〈古本〉 状態:良 経年並ですが、目立った傷みありません。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 発行:LOFT BOOKS / 148x10x210mm / 2020年第2版
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本秀康「本本 MOTO book」
¥2,500
レコード漫画「レコスケくん」などで知られる漫画家・イラストレーター本秀康のイラストレーション集。雑誌の表紙やCDジャケット、アーティストグッズや似顔絵などに加え、単行本未収録マンガ6本と書き下ろしマンガを収録。本人による作品解説(回想?)もあり、小さいながら本秀康世界を堪能できる充実の一冊です。 〈古本〉 状態:可 カバー背表紙上部にシワなど小傷あり、その他経年劣化並。帯つき。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 著者:本秀康 / 発行:洋泉社 / 147x16x180mm / 2008年
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絶対毎日スエイ日記
¥1,500
白夜書房の名物編集長として、また自伝「素敵なダイナマイトスキャンダル」などで知られる末井昭が、自身が創刊した雑誌「パチンコ必勝ガイド」のホームページに2000年4月から毎日書き続けた日記を書籍化したもの。 1999年が最悪な年だったという末井の気持ちが少し上向きになり始めたころにスタートしているようで、そんなに元気なわけではないひとの淡々とした日常の記録。しばしば挿入される写真は著者の妻で写真家の神蔵美子によるもので、内容も神蔵との間柄のことが多いので、ふたりの共著とも言えます。3年間分の日記ということで本の厚さは5センチくらいあって、おもしろいのですがなかなか読み終わらないお得な本です。 〈古本〉 状態:可 経年並、帯付き。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 著者:末井昭 / 発行:アートン / 130x50x186mm / 2004年
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猪狩千重子「スネークショウの箱の中」
¥3,500
「レッドスネーク、カモン!」のヘビのショーでおなじみショパン猪狩の妻で相棒の猪狩千重子による、芸人の家内苦労譚。介護・病気・お金…とにかく壮絶な舞台裏! 〈古本〉 状態:可 小口すこしシミ、帯付き ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 著者:猪狩千重子 / 発行:三一書房 / 130x18x189mm / 1995年第1版第1刷
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ハンター・S・トンプソン「ヘルズエンジェルズ」
¥2,500
「オルタモントの悲劇」でも知られるアメリカ最大のアウトロー・バイカー集団「ヘルズ・エンジェルズ」に密着取材し、本国では66年に出版されたハンター・S・トンプソンのデビュー作。 取材対象の中に入って自らも主体者として内側から描くスタイルは、当時ジャーナリズムの新しいスタイルとして評価され、「ゴンゾー(GONZO/ならず者)・ジャーナリズム」と呼ばれました。これまた5センチくらい厚みのある本ですが、日本におけるゴンゾー・ジャーナリストを自認する石丸元章の翻訳がいきいきとしています。 〈古本〉 状態:可 カバーにうすく汚れあるほか、経年並。本体は目立ったダメージありません。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 著者:ハンター・S・トンプソン(石丸元章訳) / 発行:リトルモア / 136x50x210mm / 2011年初版2012年第2刷
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GUY PEELLAERT’S FLIPPER COMICS
¥2,700
1960年代にフランスで「ポップアートのバンド・デシネ」と称され人気を博したギイ・ペラートの代表作「ジョデルの冒険」と「プラブダ・ラ・シュルヴィルーズ」から抜粋したイラスト作品集。強くてセクシーな女主人公や、モノクロ原画に多数の色指定をした印刷方法による鮮やかな画面は、当時のバンド・デシネに衝撃を与え、66年の若者たちの間ではバカンスに「ジョデルの冒険」をもって海岸にゆくのが流行ったほどだとか。ひとつの分野でスペシャリストになることを好まなかったペラートは、70年代にはボウイやストーンズのレコードジャケットや映画「タクシー・ドライバー」のポスターなどグラフィックデザインのジャンルで活躍しました。 裏表紙を折って本体を巻き込んだかたちの、すこし変わった仕様。四つ折りミニポスター付き。 〈古本〉 状態:可 背表紙若干の褪色ほか経年感あります。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 著者:ギイ・ペラート / 発行:L'Appareil-Photo editeur / 146x15x185mm / 2000年
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BYE BYE CBGB
¥2,000
ニューヨークのパンク、ニュー・ウェイヴの伝説的ライブハウス「CBGB」の店内、客たちの様子を美しいモノクロ写真とイラストで伝える一冊。 著者Bruno Hadjadjはフランスのデザイナー。200部限定ナンバー(87)付き。 〈古本〉 状態:可 経年並、背表紙シワ ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 著者:Bruno Hadjadj / 発行:spree(フランス) / 146x10x202mm / 2006年12月
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コレクター大名 井伊直亮 ー知られざる大コレクションの全貌ー
¥1,000
彦根城の城山ふもとにある「彦根城博物館」は、地味ながら井伊家の所蔵品を丁寧に研究・紹介し ています。特別展ごとに図録を発行しており、構成や文章は少々研 究書寄りでかためなのですが、見ごたえがあり、これはその一冊です。江戸時代をつうじて彦根藩をおさめた井伊家というと、幕末に桜田門外の変で殺された大老・井伊直弼が有名で、実際にそれ以後の彦根と井伊家は零落し、所蔵品や史料もかなり散逸したようです。それでも国宝・彦根屏風をはじめ貴重な品物が残り、なかでも雅楽器は国内随一のコレクション。幕府のかかげる「質素倹約」をくぐりぬけ、こうした品物を集めた 15 代藩主の井伊直亮のコレクションとその人生を追った一冊。今夏はこのコレクションのなかから雅楽器のみを取り上げた展示を見てきましたが、その美しさ、 品物たちのたどった運命のふしぎさを堪能できました。彦根にお越しの際は、ひこにゃん見物とともに彦根城博物館にもぜひ。 〈古本〉 状態:可 見返しに汚れあり。若干の経年劣化ありますが、やぶれなど大きな傷みはありません。 ※古本であることをご了承いただける方のみご注文お願いします。返品は受け付けておりません。 編集・発行:彦根城博物館 / 210x12x205mm / 2016年