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痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学

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きわめて身近な犯罪であり、多くの女性が被害に遭っていながら、研究対象となることは従来あまりなかった「痴漢」。
メディアでは「痴漢被害をいかに防ぐか」、「いかに冤罪に巻き込まれないか」といったことが語られてきましたが、実際の現場で何が起き、それが関係者のなかでどう語られてきたかという前提の共有なくして対策は講じられないでしょう。
「痴漢」にまつわる、現在までの社会の意識を読みとく一冊。

以下はetc.booksホームページより。

なぜ日本では「痴漢」という性犯罪が、こんなにも日常化しているのか?
そして、「被害」の対で語られるべき「加害」ではなく、なぜ今「冤罪」ばかりが語られるのか?
戦後から現在までの雑誌や新聞記事を分析し、これまで痴漢がどう捉えられ、社会の意識がどうつくられてきたかを読みといていく、これまでなかった「痴漢」研究の書。
前提を共有し、解決策を考えていくために必読の一冊。

痴漢事件はどれくらい起こっているのか/夏は痴漢が増える、という思い込み/痴漢被害者に求められる「羞恥心」とは?/「痴漢は犯罪です」――は本当か?/女性専用車両は誰のために生まれたか/痴漢が娯楽になっていく過程/痴漢ブームは終わらない/たかが痴漢、されど痴漢冤罪の矛盾/痴漢=性依存というアプローチが注目される理由…etc.

◎牧野雅子
1967年、富山県生まれ。龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員。警察官として勤めたのち、 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。 専門は、社会学、ジェンダー研究。 著書に、『刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会)、 『生と死のケアを考える』(共著、法蔵館)がある。

〈新刊本〉
作者:牧野雅子 / 発行:etc.books / 130×188×19mm / 256ページ / 発売:2019.11.7 / 本文モノクロ

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